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講師の力量 [外部レッスン]

各所で細編みに入る生徒さんが増えてきました。

4月スタートの渋谷松涛教室もそのひとつ。
木曜にはTさんが、今日は3人(一人お休み)が細編みのリボンブローチに着手。
1回目のクロッシェボールに大感激してからの2回目、
ええっ、急に難しくなったなオイ?!みたいな。
2004年に講師業をスタートしてから、この細編みが山場だとひしひし感じています。

rps20120311_092842_824.jpg

そんなに山に感じる必要もないんでしょうが、
ついつい自分が「難しい!」「これはキレイ!」と思った編み方なので、力がこもってしまうのかも。
(トラウマなのかも・笑)

私が初めて純銀クロッシェの細編みを編んだとき、先生方の言ってることがまるでわからず
え?え?え?と大変とまどいました。
ちなみに私はかぎ針編みが好きで参加した派。
細編みに2つ以上の石を編みこんだのですが、その針の動きが全く理解できず、
何度も何度も編みなおしました。(というか、合格がもらえなかった)
「高さを出してください」「リボン状に編んでください」
結局カタチにはなりましたが、自分の中にすっと入り込んで消化できたのは、
ずいぶん後になってからだと思います。

でも、当時教わった(そしてわからなかった)「高さを出すこと」「リボン状に編むこと」って
これだったんだ!!と理解したときの気持ち。
うーん、これを味わって欲しいんだよなぁ。

その場で完成して着けて帰っていただく、が目標ではありますが、
あ、編みあがればいいよね!とりあえず!が目的ではないのです。

純銀クロッシェ・sunnyside.RIMG0735.JPG

これ、ステキだな、作ってみたいな、と思って
チャレンジしてみたら難しくって
なんだ、と終わりにしちゃうか
よーし、チクショウ、もう少し練習!うまくなるぞ!と思うか
一人でやる場合はその人の根性にかかわることですが
講師がいる場合は講師の技量に左右されると思います。

私はなんだかいつも中途半端なので、本当にダメだなあと毎回毎回何年も何年も
落ち込みながら講師を続けていますが
きっとそれでも続けているのは
わかった!!できた!というあの時の気持ちを共有したい、という想いがあるからなんだと思います。

たぶん、私は前出のトラウマのせいで(笑)、かなり先のことを力説していると思います。
すなわち、今は理解できなくても、今後あああ!とわかるようなこと。
いろいろカンタンにスグ出来ちゃうのもいいですけど
いまどき、時間をかけないと出来ないこと、難しくて一回じゃわかならいことが
身のまわりにひとつはあっていいんじゃないかと思っています。
あと、くさり編みがあって、細編みがあって、模様編みがある、という階段をのぼるようなステップ。
これも何よりも大事だと思ってます。

きっと!きっと!この苦労が報われるときがくる!!

eb3c60b08f53e2bbf3e8-LL.jpg

っていうか!手芸にそれほどの情熱を注ぐんかい!!??



・・・ウン・・・だってクロッシェって本当に本当に楽しいんですもの。

あきらめないで、続けて欲しいなあ・・・


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