SSブログ

手芸教室に筆記用具は必要か [手仕事ネタ]

080821_1159~01.jpg
(夏になると思いだす、20世紀少年のエキストラ・・・)
(本文と関係ありません)

先のブログで、「筆記用具をお持ちください」と書きました。
「えっ、わざわざ筆記用具を持ってこいって何、何か書かされるのかしらガクブル」と思った方も
いらっしゃることでしょう。

別に編み図を描かせるわけではありません。
アンケートも今はやってません。

メモして欲しいのです。
自分で、わからなくて、聞いたところ。

ここに、針を入れる、とか、是非メモしてください。
私は講師としておりますので、もちろんわからないことは何度でも聞いてほしいのですが、
最近、むやみやたらと同じ個所で立ち止まる人が多く、
「伝わっているのだろうか?」と非常に不安になります。
たいていそういう人は「ここに針を入れる」のはわかっているんだけれど、
そこで合ってるのかイマイチ自信がないので私に「(ここでいいんだよね)ここに針入れるんですか?」って
聞いていることが多い。

該当箇所にくると『ソコニ、ハリヲ、イレテクダサイ』と言ってくれる、というポジションで講師を頼りにすると、
なかなか覚えられないし、愛もうまれません。
積極的にいかないと。
私もメモ魔というほどではないですが、まあ寄る年波もありますし、書かないと覚えていられない。

1回目ここに針、と絵と共にメモする。
2回目、うん?さっきと同じなのになんか違って見える。いいのかなあ・・・「先生、ここ、1回目はここに
入れたと思ったんですが、合ってます?」違ってたらまた書き加える。
正しかったら合ってたところを少しなぞって強調してみる。
3回目、少し目が見えてくる。「先生、これで合ってます?」と確認する。
疑問から確信にかわります。知識がひとつ増えます。そしてそれは自分で手に入れたものです。

もちろんメモしても毎回同じとこで立ち止まるひとも多くて、
それをなんとか解決するお手伝いをする人が講師です。
でもあくまで私たちはお手伝い。皆さんが学び、理解し、身に付けないとね。
あと、わからないことをそのままにしないことです、絶対。
糸の始末、最後に通す目、最初のねじり目、なぜ綺麗なくさり編みにならないのか。

先に行くにしたがって、「まあいいか」「これでいいかな」と進んでしまう。
もう今更聞いても・・・と思ってるかもしれませんが、それは違うのです!!!
進んでからの方が理解度が違う。
むしろ進んでから「今更なんですけど・・・・」と聞いてください。
あっという間に理解できます。
そしてわかると断然違ってきます、編み目も取り組む姿勢も。
聞くポイントも以前より明確になってるから、質問もしやすくなってるはず。

夏休みが終わると、季節がかわりいよいよ手作りの第二シーズンです。
気持ちを入れ替えて、または新しい趣味を探しに、レッスンにご参加ください。
筆記用具持ってね。 


nice!(3) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 3

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。