危ない危ない

今日は上野の科学博物館で開催中の『パール展』を見に行ってきました。
大好き！、パール。
材料を買いにでかけても、ついつい毎回淡水パールを買ってきてしまいます。
おっ、キレイだなあ、なんて手に取るとお値段も立派。
私のようなトーシローでもイイモノとワルイモノの区別がぱっと出来るのが魅力（？）。

昔のアクセサリはとても手が込んでいて贅沢。
アクセサリであり、美術品であり。
そうしてそれを身につけた人も大事に大事に扱ったのでしょう。
そしてこうして後世に残る。

別に後世に残そうなんて大それたことは考えませんが、
せめていつもどこか一箇所でもキチンと手をかけたモノを作っていきたいなあ、と思います。
値段ではなく、作り手の満足を優先したような。
まあ、そうするにはいろいろ障害があるんですけど

私は作り手ではなく、教え手の方に分類される職人だと思ってます。
デザイナーではないですねえ。
最初からレシピの出来上がったものを編み上げたり、教えたり、というポジションの人間です。
それでもやっぱり、自分の好きなようにやりたいなあと強く思います。
好きなデザインを誰にも負けないくらい美しいアクセサリーに編み上げる。

それはそれで、職人のこだわりではないでしょうか。
（そういう積み重ねが、ある日自分のデザインを生むきっかけにもなる、と信じてます）

うっとりするほど綺麗なアンティークアクセサリーの数々。
思わず出口のミキモトのブースで3万のネックレス買いそうになってました。
自分で編めよ、そのくらい（汗）